アブソリュート 牡 宗像厩舎
父タニノギムレット
母プライムステージ(サンデーサイレンス)
主戦騎手
田中勝通算16戦7勝 東京新聞杯(G3)富士ステークス(G3)解説
マイルを中心として活躍を見せる良血馬。馬主はあのダビスタの薗部氏。父はタニノギムレットでブライアンズタイム〜ロベルト〜ヘイルトゥリーズンからなる日本で走る父系。母は重賞2勝のプライムステージ。母父はサンデーサイレンス、母の母はダイナアクトレス。ダイナアクトレスは父がノーザンテーストで、日本近代競馬のリーディング種牡馬のすべてが凝縮された血統構成である。ブライアンズタイム×サンデーサイレンスは同じ父系ということもあって活躍馬があまりいないが、1代ギムレットを挟んだことで、よい効果が得られたのかもしれない。インブリードはヘイルトゥリーズンの4×4、
父系にGraustarkの4×5がある。
マイル戦では強く、重賞2勝をあげた特に東京コースが強い。タニノギムレット産駒はウォッカがそうであるように東京と相性がいいかもしれない。しかし京都のマイルCSでも最後方という絶望的な位置取りから上がり最速で5着まできており、他開催でも末脚は確かだ。
あとはデビュー以来ずっと騎乗している田中勝春騎手の騎乗だけ。アクトレスとプライムステージのできなかったG1勝利を安田記念で達成してほしい。